無料で学べる副収入術のTOP >株式取引>株を所有することのメリット
株を所有していることのメリット
では、実際に株を所有しているとどのようなメリットがあるのでしょうか。
(1)会社の経営に参加する権利(共益権)
さきほども説明したように、会社の経営に参加する権利があります。一般向けには株主総会によって、1株1票の投票権もありますし、経営案に対して修正意見を提出することもできます。
よって、会社の運営に参加することが可能となります。
(2)会社の利益を受けとる権利(自益権)
株券は平たくいえば、借金です。最初に投資してあげましたので、その会社が儲かれば、儲かった分から会社に必要な資金を差し引いた金額が、株主の下へ還元されることになります。
よく配当金とか、株主特典がこれにあたります。
(3)株価変動?
実は、通常の投資家は会社がどうなろうが、配当がいくらあろうが余り気にしていません。無論会社運営を修正させたいと思う方や、配当金が欲しいと思う方もいるんですが、ほどんどの投資家は、このような権利は無視しています
株は、会社の人気度及び経営のバロメータになっています。
人気のある会社で、どんどん急成長している会社の株は、皆欲しがるので、株価がぐんぐん上昇していきますので、さらに欲しい人が増え、益々その株が高くなっていきます。
もう少し、分かりやすくいえば、株は数が決まっているんですが、欲しい人の方が多い状態であれば、高くしても売れることになります。ので、買えば買うほど高くなるります。
当初、500円の株も、人気が殺到し、800円になったら、+300円勝手にその株の価値が上がったことになります。価値が上がっていますが、もっと欲しいという方がいれば、益々株価が上がることになります。
なので、当初500円で買った株が、人気急上昇し、もし900円になったら、400円価値が上がっていることになり、その時に売却すれば、400円儲かったことになります。
この売却益(キャピタルゲインといいます)が欲しいので、投資家は、株を買うのです。
よって、所有しているメリットでなく手放した場合のメリットが大きいという魅力があります。(逆に損をする場合もあります)
ちなみに、なんですが、ここでちょっと余談を
多くの投資家は、株価しか眼中にありません。株価が上がれば売るだけです。経営自体には興味を持たない人が多いのですが、そうでない奇特な人も実際にはいます。
それと、最初から会社を乗っ取ることや、その会社を吸収し、自分の会社を大きくしようと考える人もいます。
株式会社は単なるお金儲けの道具にしか過ぎなくなっていますが、最近、投資家が余りに経営に無頓着になっているので、経営者の思惑どおりになっており、いろいろ問題になっています。あれとかあの事件とか・・・・。まだ記憶に新しいですよね。
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